ニートの本来の定義は15〜34歳なんですけど、35歳になったら突然死ぬとか、正社員になれるとかありえないですよねw
ほとんどのニートは、35歳になっても無職。
若いニートは体力があるので高時給の日雇いバイトがしやすいけど、高齢化してくると無理でしょう。
中高年でニートになる人って、若い頃からニートの人が多く、何も努力しないで起業とか独立が出来ません。
高齢ニートは本人だけでなく周りにも問題がたくさん起こります。
またそれらに対する解決策はないのか?についてこれから書いていきますね。
高齢ニート本人に起こりうる問題
生活が困難になる
ニートのほとんどは無収入で配偶者も子供が居ません。
若いうちは親がお金を出してくれたとしても、高齢ニートになる頃には親も現役を引退して収入が激減しています。
ニートになる人は元々会社員やフリーターの人が多くある程度貯金があるのでしばらくは平気。
しかしニート生活が長期化すると貯金がなくなります。
親からのこづかいや仕送りがあった人も現役から引退した親自身が老後に備え出してストップする可能性が大きいです。
ニートのほとんどは配偶者を持っていません。(ヒモになれる人はニートの中でもトップのニート)
配偶者が居るニートは自宅警備員や暇つぶし相手の仕事をちゃんと出来てる人でしょう。
しかしほとんどのニートはそれすらも出来ないんです。配偶者が居ないので誰かの扶養に入ることも出来ません。
そして老後の生活もちゃんと仕事して納めてないので、最低限の年金しかもらうことが出来ない。
長期間社会的信用がない
人には誰でも多少の空白で無収入の期間があってもおかしくはありません。
しかし空白期間が長いと信用のある人とは言えませんよね。
社会的信用とは、ローンなどの返済能力のことです。返済能力は稼ぐ金額と安定して収入があるかで評価されます。
高齢ニートは稼ぐ金額がほぼゼロで安定した収入もなく社会的信用がクソみたいに低いです。
社会的信用がないと、クレカを作ることも車を持つことも新しく部屋を借りることも難しくなります。
ニート生活をするためには、クレカと安くて住みやすい部屋を持つことが重要になるので出来ないと大変です。
コミュニケーション能力の低下
ニートは人と関わる機会がとても少ないのでコミュニケーション能力を必要としない。
コミュニケーション能力を必要としない生活はとても楽ですが、その生活に慣れてしまうとコミュニケーション能力がかなり低下していきます。
コミュニケーション能力が低下してしまうと働く上で必要なコミュニケーションが上手く取れず、職場で孤立してしまう原因になります。
コミュニケーション能力が低下するとあなたがすごく情報を持っていて面白い人でも、あなたの魅力が伝わらず、異性からモテない。
会社員として働くスキルの低下
会社員として働くなら、専門知識だけでなくビジネスマナーも必要ですがニートになると身につくどころか抜け落ちていきます。
会社員として働くなら、理不尽なことに耐える忍耐力や早起きできる能力が必要ですが、ニートにはそんなものがありません。

ニートの中にも忍耐力ある人や早起きできる人は居るでしょ?
そんなニートは一部しか居ません。

そんな能力がちゃんとあったら今頃会社員として普通に働いてるわ。トータルで見れば会社員の方がメンタル的に楽だし
世間からの差別

ニートって世間的に見ればクズだよね
日本では働かない=悪という風潮がとても強いですよね。むしろ長時間労働を美徳としてるぐらいだし…
ニートを評価してくれるのは、一部のおかしな起業家や経営者しか居ませんね。(堀江貴文さんとかひろゆきさんとか)
ニート歴3年まではクズ扱いされることはまだ少ないが、高齢ニートになるとクズ認定されやすい。
高齢ニートに関しては同業者のニートから見ても評価が別れるところです。

私は大変さ知ってるからすごいと思う
周りの影響
高齢ニート本人だけが困るだけならそこまで問題にはならないんですが、高齢ニートの存在は周りや社会に悪い影響を及ぼします。
少子高齢化の加速
ほとんどのニートは結婚願望がない。
なぜなら働かないという選択肢を取ることでお金がなくなり結婚するという選択肢も消えてしまっているからです。
ニートにとって優先度は働かない>>結婚する。
今の日本では子供を作ろうと思ったら、結婚する必要がある。
結婚する願望がないのに、子供だけが欲しいということはありませんよね。
子育ては結婚よりも大変なことですから。
人生設計が出来てないのに子供を産むのはバカしかやりません。

人生設計がまともに出来てない親の元で生まれてきた子供が可哀想
ニートが増えると、子供を産む人の数が減るので少子化が進みます。
少子化が進むと、高齢者の割合も自然と増えてくるでしょう。
社会保障費の圧迫
ニートが増える=労働人口が減るということです。
労働力人口が減ると、所得税が取れなくなり、消費も控えるので消費税も取れなくなって全体の税収が減る。
しかも高齢ニートが増える=高齢者の割合が増えるということなので、社会保障費の負担が大きくなります。
税収が減って、社会保障費の負担が増えると圧迫してしまいますよね。
対策としては税率を上げるか、社会保障を削るしかありません。
どちらにしろ、高齢ニートが増えることで社会保障が圧迫されていきますね。
ニートから脱出出来ない理由

マズイと分かっているなら、さっさとニート辞めれば良いのになぜやらないの?
どこの企業もニートを採用しない
ニートになった人を採用したがる企業はないでしょう。
若いうちに就職活動を行ったところで社会経験も少なくて、スキルも特にないため採用されません。
終身雇用が当たり前だった時代には、スキルがなくても入社してから育てていく風潮があったのですが、最近は企業も変化の速い競争に勝っていく必要があるため、じっくりと育てていくためのお金と時間がないため即戦力になる人しか採用したがりません。
就職活動をするためにもお金がかかりますよね。でも無収入のニートにとっては1社受けるだけでもお金と精神的な負担が大きいんです。
失敗の連続で泥沼にハマり長期化すると、空白期間が長くなってしまい、より避けられるようになります。
とくに生きる目標がない
ニートは働きたくない以外の夢はありません。
ニートになった当初は、『ゲームしたい』『遊びたい』などもあるんですが、時間がたくさんあるのですぐに飽きてしまいます。
特に生きる目標がないので働くモチベーションもありません。
働く目標がお金しかない
会社で働くメリットはたくさんあります。
様々な年代の人と交流できる、スキルが身について自信が付く、達成感を得られる、毎月安定したお金が入ってくるなど。

ニートにとってはそれらが魅力的に見えないんだけどな
働く目標でも月に100万円とかなら相当頑張れますが、毎日8時間、週5日で月20万円前後だとやっていてつまらないでしょう。
頑張って月20万円前後なら少ないお金でも働く時間を減らした方がマシだなとなるわけです。
クズ高齢ニートにならないための解決策
ニートから抜け出すことは難しくても解決する方法はあります。
これから書くのはニートを辞めるのではなくニートでも本人だけの問題を解決するものです。
社会全体の問題を解決するものではありません。
たくさんの人と出会う
たくさんの人と出会うことで価値観が変わったり、視野が広がってきます。
今はネットがあるので、出会い系アプリを使ったりSNSで知り合うことができるようになっているので時間のある限りどんどん出会っていきましょう。
最初はネット経由ですが、そこからリアルの人間関係を広めていきましょう。
たくさんの人と知り合うことで、新しい目標が出来ます。
30分であなたの時間を売り、出会いを広げていきましょう。
自分でお金を稼ぐ経験をする
たくさんの人と出会っていくと、社長とか、経営者とか、フリーランスとか・・・自分でお金を稼いでる人たちと出会えるようになってきます。
ほとんどのニートは、スキルなし・社会性なしなので彼らと雇用契約を交わさずに仕事をもらいましょう。
最初はお金より実績です。もちろん、自分のスキルになる実績を積んでいきましょう。
ニートが独学や無料で勉強できるものとして、ライティング、プログラミングがオススメです。
ライティングからマーケティングへ、プログラミングを勉強してアプリ制作やサイト制作へ選択肢を増やすことが出来ます。

せどりをすることでビジネスの基礎を勉強することも出来ます。

SNSやブログなどでネット上で人前にたくさん出る
SNSやブログで情報発信をしていくとあなたのことを認知する人が増えます。
あなたを認知してくれる人が増えるとあなたに影響力という資産が付いてくる。資産とはあなたの財布にお金を増やせるものです。
影響力は信用に置き換えたり、お金に換えるたりすることが出来ます。しかも影響力は使って消えるものではありません。
影響力という資産を用いて、人間関係という資産が増えます。負債になることもありますけど…w

まとめ
ニートが高齢化すると本人だけでなく周りも困るようになってきます。
ニートになると無収入で人生設計がまともに出来ずクズみたいな人生しか待っていません。
クズな生活が長期化した高齢ニートはまともなルートに戻ることが出来ません。
本人だけの問題ならどうでも良いんですが社会全体に迷惑をかけることになるので世間からの目は冷たくなります。

クズな人間だと自覚しても気にしないメンタルがあればなんとかなるかな
クズな高齢ニートにならない方法として、
- たくさんの人と出会い価値観や視野を広げていく
- 会社に頼らず自分で稼ぐようにする
- SNSやブログで情報発信をする
を実践していきましょう。
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