トマ・ピケティの有名な著書『21世紀の資本』が2020/03/20より全国で上映されました。
この映画は大手の映画館でやっているわけではなく東京だとミニシアターだけでしかやってなかったです。
私は渋谷にある『アップリンク渋谷』という映画館で観てきました。
映画の内容に加えて平日だったということもあって人が少なくてコロナに感染するリスクは低めでした。(45人入れるシアターで5人ぐらい)
映画の内容はクソ分厚い本を読めば分かるのでネタバレ気にせず純粋な感想を述べていきます。
映画館関連について
上映してる映画館が少ないw
都内だと、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、アップリンク渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、MOVIX亀有、MOVIX昭島の7箇所だけです。
大手じゃなくてこじんまりした感じの映画館でしか上映されてません。
観てる人少なすぎやろw
私が行ったアップリンク渋谷は日本で1番小さな映画館と言われてて、外見は映画館には見えなかったです。座席は大手の映画館と比べると微妙でしたね。
座席は微妙だった
アップリンク渋谷の内観は>>こちら
私はスクリーン2で観ました。スクリーン1で観たかったですね。
映画のクォリティ
迫力はないかな…
この映画は、学者たちが話してるのがメインで吹き替えとかはなく字幕のみでの放映だったのであまり迫力はなかった。少し分かりやすいように映像が流れてる感じでした。
映画館独特の迫力とかを期待して観にいくとがっかりしますw
300年分の経済歴史を理解できるからコスパ最高
トマ・ピケティさんは資本主義が生まれたとされる300年前からずっと研究してるので、300年分の歴史を経済の視点から勉強することが出来ます。全てを分かりやすく解説してるわけではないのである程度の前提知識が必要になります。
フランス革命、植民地主義、世界大戦、バブル、大恐慌、オイルショック、リーマンショックなど歴史と経済の結びつきを見せてくれるだけでなく、学校では教えてもらえなかったことを知ることが出来ます。
著書は728ページあるので読むだけでも3日はかかるし、理解しようと思ったらもっと時間がかかるかもしれないですが、映画館では1800円を払うことで103分で大まかな内容を理解できるのでコスパが良いでしょう。
まとめ
この映画を観たのがコロナが流行してる時期で時代の境目に生きてることを実感できるからこそ「資本主義とは何か?」を学習するのに最適な映画でした。708ページもある分厚い本を2時間足らずでわかるのでコスパいい映画です。
この映画は観て終わりではありません、映画館から帰ってお金持ちになる方法を考える課題があります。
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