プロニートはプロフェッショナルのニートのことです。

ネットで調べると稼ぎのあるニートのことを言うみたいだけど、ネオニートとは違うの?
今回はそんな疑問とプロニートとして生きるコツについて説明します。
簡単に言ってしまえばプロニートは、ニートの中でもプロとして活動して何らかの形でお金を得て生きる人のことですが、プロニートのことについて知るにはニートについて再確認と「ネオニート」のことを知らないといけません。
ニートについて再確認
ネオニートを知る前にはニートのことを知って置かなくてはなりません。
ニートとは?なんてここでわざわざ書かなくても知ってると思いますが、念のためニートについての定義を確認していきましょう。
つまり、教育、雇用、職業訓練に参加していない人たちのこと。
ニートという言葉が生まれたのは1999年にイギリスで生まれたようですが、イギリスではすでに死語になっているようです。今では、ニートという言葉を使っているのは日本だけらしい。
日本独自でニートは変化を遂げ例をあげると、ネオニート、学生ニート、社内ニートなどがあります。
ネオニートの出現
昔から働かないニートは居ましたが、ネットが発達してくると会社員よりも稼ぐニートが現れ始めました。

ニートなのに会社員よりも収入があるだと?
もう一度ニートについて確認していきましょう。
ニートとは、教育、雇用、職業訓練に参加していない人たちのことです。
つまり、学校も行ってなければ会社に雇われてるわけでもなければ職業訓練を受けていない人。
会社で働かないでお金がたくさん稼げるってことは昔はありえなかったみたいですが、ネットの発達により可能になってしまったのです。
またネオニートがたくさん生まれたのは、就職氷河期が関係しています。
就職氷河期とネットの発達
この時期の人は東大を出ても就職するのは難しかったみたいですね。
だから優秀な人もたくさんニートになっています。
しかし、同時期にネットが少しずつ発達してきた時代で優秀な人たちはネットで成果を出し稼ぐようになりました。
元々優秀な人たちだから、本気でやってすごく稼いだのでしょう。
プロニートの出現
プロニートは働き方改革とスマホとSNSの発達により生まれてきたニートたちです。
会社員として働く常識の変化
日本では年功序列、終身雇用の崩壊、実力主義の導入、非正規労働者の増加により会社員として働くことが当たり前ではなくなってきました。
会社員の将来
2019年に入って経団連が終身雇用は守れないとニュースになっていました。
日本の働き方の象徴でもあった終身雇用が完全に崩壊しつつあるということですね。
終身雇用にはメリット・デメリットがありますが、将来は完全になくなるでしょう。
最近、政府が副業を推奨していますよね。これは政府からの警告でしょう。
もう会社一本で生きていくのがめちゃくちゃ危険であると・・・
もし、自分の収入が会社の給料しかないのだとしたら、自分の人生は会社が主導権を握っていることになります。怖くないんですか?給料なんて上司の評価次第で変わってしまう可能性だってあるんです!!!

普段意識してなかったけど改めて言われると怖い!
そこで新たな働き方として、仕事ごとに契約を結んでいくフリーランスというものが現れました。
フリーランスの出現
フリーランスとは元々、英語の中世のfreelance(自由な兵士)からきている。
当時は兵士のことだけ指してたみたいだが、近世以降は組織を離れて活動する状態を指す言葉になったものです。
大工やプログラマなど引き受ける仕事に毎回契約を結んで働くという働き方。主に成果が決まっている仕事に多いと言われています。
フリーターと勘違いする人が多いが、フリーターはほとんど派遣社員が多く、派遣社員は派遣会社に属する従業員であるため全く違う。
会社員に比べて収入が不安定であるため、社会的信用は会社員より低くクレカの審査に落ちやすいが、自分の専門スキルを活かして自分の働き方を選択することが出来るため流行ってきています。
フリーランスの収入は、本人の営業能力でほぼ決まると言っても過言でもない。
ネットが発達した事でクラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトが出来て営業範囲が近くの人から世界へと広がり仕事を獲得しやすくなってきました。
日本ではまだ割合が低いが海外ではフリーランス当たり前になってきています。
働く意味の変化
人は何のために働くのか?が変化してきています。
過去と今と未来の働く意味とは?
過去の働く意味とは
- 富の追求(貧困から抜け出す)
- 生活費と娯楽のためのお金を稼ぐ
- 誰かのため
富の追求や消費や浪費するためのお金を稼ぐことがメイン。
今の働く意味とは
- 生きていくお金を稼ぐため(仕事しても貧困)
- 人のつながりを作る
- 自分のため
未来の働く意味とは
- 富はAIや機械が作るものとなってるため生活の余裕を作るため
- 好きなこと感動するものを仕事にし心の充実のため
- 自分のためにしているものがみんなのためになる
SNSの発達
2016年頃からSNSが急に発達してきました。有名なTwitter、Facebook、Instagram、LINEから一部の人の間で使われるSNSがたくさん出ていますよね。
SNSが発達したことで、情報の発信者の変化、人のつながり方がガラリと変わってきています。
もしSNSがなかったら、情報を発信出来るのは新聞やラジオやテレビなどマスメディアだけです。
今ではテレビは政府の世論操作ツールだと言われるぐらいに信用出来ないという人たちが現れていますよね。マスメディアしかなかった時代では想像出来ないものでしょう。
もしSNSがなかったら、人のつながりは限られたものになっていたでしょう。家の近所の人、学校の友達、会社の仲間や取引相手など狭い関わりしかありません。
SNSがあるおかげで、同じ考えや趣味や悩みを持つ人であれば日本全国の人と知り合えるチャンスがあります。SNSがなかった時代には想像出来ないものでしょう。
情報の発信者の変化と人のつながり方が変わったことで、影響力という副産物が生まれてきました。
具体的なSNSの使い方については別の記事に書いていきます。
影響力が21世紀最大の資本
影響力を武器に稼ぐ人たち、すなわちインフルエンサーが現れてきました。
影響力を持つことで自分の力でテレビとまではいかなくてもそれに近い広告力を持つことが出来るようになってきたのです。
普通の人が個人の力で組織に対抗出来る唯一の手段とも言えます。
例えば、お金や土地や技術力は資本家や超の付く技術者を除くほとんどの人は組織に対して絶対に勝てません。
それぐらい影響力というものは強い力を持ち、21世紀最大の資本と言えます。
参考書籍はこちら
プロフェッショナルとは?
成果を出すもの、一握りの人だけのもの、それで飯を食っていく、とかいろいろあります。
ニートやフリーターは年々増加中、ということはその中で選ばれしニートが現れてもおかしくはないですよね。
家でダラダラと寝たりテレビを見ているニートも居れば、ブログを書いたり配信を行ったりYoutubeを投稿しているニートも居るでしょう。
ニートの強みは、自由な時間の多さです。
常に成長し何らかの成果を上げる人をプロフェッショナルと言います。
プロの条件として、自分の人生をマネジメントし、自らの強みを知り、何によって覚えられるか、世の中に何で貢献出来るか、が挙げられます。(プロフェッショナルの条件の中にある言葉からパクった)
プロニートとネオニートの違い

ネオニートと似てるけど何が違うの?
ネオニートとは
- アフィリエイトやブログやFXなどでお金を稼いでいる
- 表に滅多に出てくることがない
- 就職氷河期で就職出来なかったからニートになっただけで元々優秀
プロニートとは
- SNSや配信で影響力を付けている
- 表にガンガン出てくる
- 人手不足で売り手市場なのに就職出来ない又は諦めている
今の就職や転職市場は労働者の方が足りない売り手市場なのに、出来ない人が居ます。
もちろん企業も厳しい競争を勝ち抜いていかないといけない、終身雇用の崩壊で全く仕事が出来ない人を取るわけにはいかず慎重になっています。
しかし、ニートと呼ばれる人たちは15〜34才未満の人たちで今仕事が出来るかよりも将来の成長せいに期待して採用しているところがほとんどです。
それなのにどれだけ受けても就職出来ない人は本当に出来ません。
落ちる原因は様々です。自己分析が足りてない、浪人や留年など経歴が悪い、コミュ力が悪い、志望動機が弱い、とか・・・
これらの理由についてニートとして言い訳させてもらうと
自己分析が足りてない

普段から自分とは何者かを意識してないよ

自己分析したけど鬱になるぐらい嫌な部分しか見えてこないので現実逃避
浪人や留年で経歴が悪い

どうしても行きたい大学で難しくて数回落ちただけなのに…

浪人という大きな失敗をしてるからそのあとは成長してるのに…

親の仕送りがほとんどなく仕方なくバイトをたくさんしてたら単位落として留年しただけなのに…
コミュ力がない

コミュ力が必要な仕事をするつもりじゃなく技術の勉強してたら会話経験なくなってただけなのに…

文字のコミュ力はめちゃくちゃ経験してるんだけどな…

自分は人と上手く関われない精神障害持ちなのに…(技術力はある)
不満(?)も込みで言い訳しましたw
プロニートはネオニートと違い何らかのマイナス要素がとても強いです。
ネオニートの下位互換だなと勘違いしないでください。
プロニートはネオニートに比べ、マイナス要素を抱えながらも、成長し何かの成果をあげ、影響力を付けています。
でも最初はネオニートの下位互換と言われても仕方がないです。
これからプロニートして生きていくコツを簡単に紹介します。
プロニートとして生きるコツ
専門スキルなし、人脈なし、自分をよく知らない状態からスタートし成長して成果を出して生きていくためのコツを2個紹介します。
自分の力で稼ぐ挑戦
今は稼げる情報はネットにたくさん転がっています。
稼ぐ方法は100人居れば100通りの稼ぎ方があるでしょう。
「会社に頼ることなく何らかの形で稼ごうと挑戦すること」が大事です。

そもそも自分には何が向いてるか?なんて分析をしたところでやったことのないものに関しては分かるわけがないでしょ。
ある人はアフィリエイトで稼げても自分も出来るとは限らないし、ある人はインフルエンサーになれても自分もなれるとは限らないし、ある人は転売やせどりで稼げても自分も稼げるとは限りません。
人には向き不向きというものがありますよね。
不向きなものはどれだけ時間をかけても出来るようになりません。
不向きなものはある程度やったら諦めましょう。
諦めて次のことに挑戦していきましょう。
挑戦して失敗したって良いじゃないですか!死ぬわけじゃないんだから!
そして、自分の力で稼げるものを見つけたらとことんやりましょう。
そうするといつの間にか、会社が向こうからお願いをしに来るチャンスが来ます。
今まで散々落としといて・・・(^_^;)となりますが、そのときには自己分析をしてない・経歴が悪いの壁は乗り越えることができてます。
ある程度稼げるようになっていれば就職する必要がなくニート生活を送れます。
具体的に自分の力で稼ぐ方法については別の記事に書いていきます。
支出を徹底的に減らす
ニートは会社員に比べて収入がものすごく少なくなります。
普通の人は収入を増やせば良いだけですが、ニートとして生きたいなら収入を上げるのは相当難しいです。
だから、支出を徹底的に減らすことが重要になります。
支出を減らす方法として、税金・保険対策、クレカ・キャッシュレスの割引・還元をとことん利用する、通信費を抑える、家賃を抑える、光熱費を抑える、など様々な方法があります。
ここで書くとものすごく長くなってしまうので別の記事に書いていきます。
>>節約方法はこちら
チャレンジ精神と多額のお金
ツイッターでこんなことをツイートしました。
プロニートになろうと思ったら、チャレンジ精神と数十万円の損失を生み出しても病まないメンタルがないと多分無理
— コウシリン@プロニート (@kohika_cRin) 2019年6月20日
プロニートは働かないために1円でも多く不労収入を作るにはどうすれば良いか全力で探し挑戦していきます。
ブログを始めるだけなら簡単でも稼ぐとなったらたくさんのことを勉強しないといけません。
投資も必須でしょう。でも投資は勉強が足りないとだいたい赤字になります。
9割失敗して1割でも成功すれば良い方でしょう。
もう少し成功確率があるならもっとたくさんの人がやっていてもおかしくないはずです。
1回失敗して怖くなってもうやらない人は投資は向いてないでしょう。
ある程度のリスクを背負って何度もチャレンジする精神が必要です。
>>投資についてはこちら
まとめ
どれだけ応募しても落とされる、会社に就職して働きたくないという人はプロニートになるというのも一つの手段として頭の片隅に入れて置いてください。
今は多様な生き方が出来る時代になっているのだから、プロニートとして生きていくのもありでしょ。
一つだけ注意すると、社会的信用はとても低く周りに

私の職業はニートなんだ!
というとものすごく冷たい目線で見られるだけでなく、超困った時に親に支援を求めても、

普段から仕事してないあんたが悪いんでしょo(`ω´ )o
と言われて何も支援してくれない可能性が大きいです。
しかし、毎日満員電車に乗ることなく、プロのニートとして活動し続ければ働くとは何だっけ?となるぐらい労働から解放されるようになります。
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