
集中投資だと予想が外れてしまった時が怖いなぁ

失敗のリスクを抑えて資産運用したいなぁ…

うん!その気持ちめちゃ分かるよ。
そんなあなたのために今から、「分散投資の目的、分散投資の種類、分散投資のメリット・デメリット」を解説していくよ!
分散投資の目的
分散投資とは、一点集中型と違いリスクを下げて資産を運用するやり方です。
投資は長く続けてると各地で戦争が起きたり自然災害が起きることで、株価が普通とは違う動きをする場面に遭遇します。
金融商品を運用していく上でリスク管理が大事です。
投資の世界では「卵は1つのカゴに入れてはならない」という格言があります。
1つのカゴに何個かの卵を入れておくとそのカゴが落ちた時に全部の卵が割れてしまいますが、複数のカゴに入れておけば1つのカゴが落ちても全部の卵が割れずに済みますよね。
ここでは、卵=資産(お金)、カゴ=銘柄(金融商品)です。
「分散投資をしておくことで国、業界、など様々な要素のうちどれかが悪くなってもなんとかなるよね」って考え方です。
分散投資の種類とは?
分散投資には、資産分散と時間分散の2種類があります。
資産分散とは?
資産分散とは、投資する銘柄を分散するやり方です。
- 商品の分散
- 地域の分散
- 通貨の分散
投資は株や仮想通貨のイメージが強いと思いますが、その他に預貯金・不動産・債権・外貨・投資信託など色々あります。リスクとリターンがそれぞれ違うものを組み合わせていきます。
地域の分散とは、国内/海外、先進国/新興国、アジア/アメリカ/ヨーロッパなど色々な地域に分散投資をしておくやり方です。
自然災害や紛争があると変動してしまうので地域を分散しておこうという考え方。
通貨の分散とは、日本円だけでなく、米ドル、豪ドル、ユーロなど外貨建てで分散しておくやり方です。
通貨の価値は景気や政策などで変動します。
新興国の通貨はリスクが大きいですが金利が大きく持ってるだけで利息でたくさん稼げるようになります。通貨の分散や金利を生かした投資はFXです。
時間分散とは?
投資は商品選びだけでなく投資するタイミングも重要です。
ある商品が今日は100円だったものが1ヶ月後には110円になってたり90円になってる可能性があります。
安く買って高く売る投資の基本に従い、高値掴みは避けたいもの。
時間分散は高値掴みを避けるために投資するタイミングを複数回に分ける方法です。
買った後に価格が上昇するか下降するかなんて誰にも読めないから、時間分散を行うことでリスクを小さくしていきます。
資産分散のメリット
商品を分けておくと全体の変動が小さくなる傾向にあるため長期の投資に向いてることが資産分散のメリットでしょう。安定して資産を運用したいのであれば集中投資よりも分散投資の方がオススメ。
集中投資に比べて相場の動きを気にする必要がないため、投資の判断に時間をかけることができるのも資産分散のメリットでしょう。
集中投資だと短期での売買がメインになり投資判断にスピードが求められるようになります。
資産分散のデメリット
資産投資は安定して資産運用ができる反面、短期で大きく稼ぐためには向いてません。
資産分散はリスクを小さくする目的の方が強く大きく稼ぐことは考えてないです。
リスクが小さい分、変動幅も小さいので大きく稼ぐのは無理でしょう。
そして沢山の銘柄に分散投資をしようと思えば資金が必要になります。

私は資産分散というやり方は資金が沢山ある人向けだと思います。
時間分散のメリット
時間分散することで高値掴みをすることがなくなります。
同じ金額で定期購入する手法であるドルコスト平均法は平均購入単価を下げることができる。
このやり方がすごいのはテクニックや専門知識が全くいらないことだと思います。
時間分散というやり方は株主優待目当ての人や投資を始めたばかりの初心者(や思考停止して投資やりたいバカ)でもできるんです。
普通の投資家であれば暴落相場とかめちゃ嫌うけど、時間分散投資家にとっては平均購入単価を下げることができるチャンスなので暴落相場でこそ活躍できるやり方です。
資産分散と違い少額から始めることができるやり方なので資金があまりない人でもできます。
時間分散のデメリット
資産分散と同じでリスクを下げた投資スタイルなので短期で大きく稼ぐことには向いてません。
積み立て金額が大きくなると平均購入単価が下がりにくくなります。
だからある一定の資金額に到達したら資産分散に切り替えていくことをオススメ。
分散投資におすすめの証券会社は?
1単元(100株単位や1000株単位)で分散投資をやるならDMM株やSBI証券などどれを選んでもそんなに違いはないでしょう、でも分散投資をやる時は資金があまりない人がやる人が多く1株単位でやることが多いと思って1株で取引しても手数料が小さいものや手数料の安いロボアドバイザーを紹介します。
SBIネオモバイル証券
月額200円(消費税抜)でTポイントが200ポイントが返ってくるので実質負担は消費税分だけ。
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資産分散、時間分散どちらもやることができます。
ウェルスナビ(WealthNavi)
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手数料1%で全部やってくれるので時間を使わないで運用してくれることを考えたら安いでしょう。
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分散投資のまとめ
今回は分散投資のメリット・デメリットについて解説しました。
分散投資はリスクを小さくして運用するという考え方に基づいており、安定して資産運用ができますが短期で大きく稼ぐためには向いてないやり方です。
集中投資はリスクを大きくしてリターンを大きくして多く稼ぐやり方だから、自分がどれだけリスクを取っても良いかや目標によって使い分けると良いでしょう。
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